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【悩んでいる人へ】認可保育園を辞退した話

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筆者は東京都で激戦区と言われている世田谷区で、2人の保育園申し込みを経験しています。

認可保育園に受かることが奇跡!という状況のなかで、結果的に1人目の申し込みの際、認可保育園を辞退しました。
結果として、【辞退してよかった】と思っています。

かなり悩んで決めたことなので、同じように悩む方の助けになればとお伝えします。

この記事は認可保育園を批判するものでは全くなく、認可であっても入園を悩む場合もあるという想定外が存在するということをお伝えしたく、書いています。

保育園に受かるということ自体が、激戦区では本当にありがたいことで贅沢な話です。私自身、認可保育園を辞退するなんて信じられない、と言われてしまうこともありました。

同じように、周りには相談しにくいけど認可保育園の辞退をするか悩んでいるパパママの参考になれば嬉しいです。

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結論:認可の内定辞退は誰にでもあり得る

認可保育園に入るのが難しいエリアであればあるほど、辞退は悩ましいもの。
当時、全国で一番待機児童が多かった世田谷区で認可保育園を辞退した筆者の経験からすると、行きたいと思って申し込んでいたとしても【認可保育園を辞退することは誰にでもあり得る】と思いました。

理由としては、

事前の見学では保育園の詳細は分からない
 →内定して、面談をしてから微妙な点が分かることがある

という面が大きいためです。

ということで、詳細をここからご紹介します。

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我が家には二人子供がいます。認可保育園への入園を辞退したのは、一人目の保育園申し込み時、1歳クラスの4月入園でした。

事前に幅広く見学しており、受からないだろうと思いつつ書けるだけ大量の保育園を書いて申し込み。

結果、大量に書いたものの普通に落ちまして(2月の結果発表で落選通知)、途方に暮れていたら、入園を断った人がいたのか少したってからとある園から「入園できますよ」との連絡をいただく→結果的に辞退→奇跡的に認証保育園に入園しました。

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認可保育園から空きが出た連絡をもらった時には「まさか入れるなんて…!」と感激しました。認可保育園なら問題ない!と深く考えずにいた節がありましたが、私の場合これが間違いでした。

入園できることになった認可保育園について

保育園の申し込み時、保育園は無限に書いてOKという決まりだったので、25個くらい入園希望を書きました。そのなかで、下から3番目くらいに書いていた保育園から連絡をいただきました。
この保育園は綺麗な建物で駅近なので候補に入れつつも、特にこれといった印象はなく強く入れたいと感じることはなかったので、下の方に書いていました。

入園説明:訪問時に感じた違和感

①保育士さんに活気がない…?
活気のない方が何人かいました。疲れてるというよりは、やる気がない感じ…?

②保育士さんの服装
服装はそれぞれでしたが、ゆるゆるのスウェット(伸びきってる、パジャマ…?)や変な柄のTシャツ(好みがどうとかではなく、、保育園という場所で着るTシャツそれでいいのか?という印象)を着ている人がいました。
服装を統一してほしいとか、キレイな服を着てほしいというわけでは全くなく、保育園というTPOにマッチしていないように感じました。
個人的に、保育士さんには清潔感があってほしいです。

③入園書類の質
私立の保育園で、入園に関する案内などが独自の内容・手作りでした。
各学年の持ち物などがまとまっている資料(とても大事、細かく色々書かれている)がホチキス留めされていたのですが、文字が書かれている箇所がホチキス留めで隠れており読めませんでした。ホチキス留めの部分を毎ページ、ぐぐっと広げて読む始末…
大事な内容が書いてある書類が雑な体裁になっていることに不安を覚えましたし、これを良しとしている・もしくはチェックせず保護者に渡しているということがひっかかりました。
こんな書類を平気で渡してしまう人たちに、子供の命を預けてよいのだろうか?と不安になりました。

④段取り・連携の悪さ
入園できる旨の電話で、説明の日に持ち物は不要と聞いていたのですが、当日朝になって印鑑を持ってくるよう電話あり。
実際に行ってみると、その場で書く書類が大量に。事前に取りに来て家で書くとかダメだったのだろうか…?と疑問に。赤ちゃんをあやしながらなんとか記入するも、一部書類は結局持ち帰りに。

子供の特徴、アレルギー、病歴など細かく書く書類などがあり、「これらの書類はいつまでにお持ちすればよいですか?ボリュームもあって時間がかかってしまいそうなので教えてください」と期限を確認したところ「期限は特にないです」との回答。

保育する前にインプットしないのか?と不安になり「預ける前に確認されますよね?いつまでに提出すればいいんでしょうか?」と再度丁寧に聞いてみたら「4月〇日までで大丈夫です!」とだいぶ先の日程を言われ、カレンダーを確認したところ預けはじめより後の日程。
忙しいだろうからと配慮してくれているのかもしれませんが、預ける前に確認しないのかな?と不安になりました。これ以上の質問はやめました。

入園準備:泣きながら記入した入園書類

持ち帰った書類書類の体裁や、日本語がおかしい部分・誤字脱字などが多くあり、本当にこんなところでいいの?でも認可はここしか受からなかった…と自問自答、しくしくと泣きながら家で書類を書きました。

既に約1年半仕事を休んでいることもあり復帰したい気持ちと、もっと休めばいいのかなという気持ちを行き来しながら、暗い気持ちになりました。

朗報:認証保育園から内定連絡

その後、別途申し込みしていた認証保育園で空きが出たという奇跡の連絡がありました。この保育園は認可ではありませんが、明るい保育士さん・駅近・口コミも良い、というとっても人気な保育園でした。

認証保育園になることで保育料は上がりますが、持ち物が認可保育園より少なかったり、なにより上記の認可保育園に行かなくていいんだ、というのが嬉しくてまたまた涙しました。

夫ともよく話し合い、無理に気が進まない認可に預けるのはやめよう・認証保育園に預けて加点がもらえれば、次の年にいい認可に入れる可能性もある、ということでこの認証保育園に入園を決めました。

後日談として、やはり認証保育園はとても高額(月8万以上など)で、時短のお給料からかなり持っていかれるのは自分のモチベーションをキープするのにキツイ部分がありました。

ですが、子供を信頼できない保育園に預けるよりはいい&仕事復帰は早くしたいという理由から認証保育園に決めたので、後悔はしていません。

辞退に至ったとき考えたこと

大事な子供を預けるのにプロ意識が感じられなかったり、清潔感のない人にお世話してもらう、というので本当にいいのだろうか?ととても悩みました。

ただ、認証保育園からの朗報がなければ泣く泣くこの認可に預けたのではないかと思います。

辞退した認可保育園は、見学をした際は「綺麗な園舎で駅からも近いのはよさそう」「特に気になる部分はなし」という印象でした。第一子、初めての保育園申し込みであったのもあり、なかなか事前に察知するのは難しかったと思います。

ですが、入園できるというお話をいただいてからいろいろと調べてみると、確かに区の保育園の点数ランキングではかなり下の方であることがわかりました。
申し込みをする時点で、第三者機関のデータも確認しておくと良かったかもしれません。

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見学ではわからない部分もあるということを痛感しましたが、せっかく見学するのであれば「保育士さんの活気や清潔感」「書類などの分かりやすさ(お知らせボードがぐちゃぐちゃでないか?など)」はチェックするようにしないと、と思いました。


そのほか、チェックポイントをまとめてみましたのでぜひあわせてご覧ください。

激戦区で学んだ見学チェックリストを読む

保育園申し込み子供や家族の将来には繋がるとっても大事なことで考えるのも本当に大変ですよね。
この経験談が、少しでもパパママの悩みのお助けになれば嬉しいです。

東京都で出産前後の方には、こちらの記事もオススメです。

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Michi

二人の子育てに奮闘中|30代|ワーママ
時短育児がモットー
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