筆者は世田谷区在住で、二人の子供を出産しています。
世田谷区では「子育て利用券」がもらえます。
残念なことに、筆者は一人目出産後(5年前)は1枚も使わず期限切れとなりました。
二人目ではできるだけ有効活用しよう!と検討・利用してみたので、これから子育て利用券を使うパパママの参考になればと利用レポをお届けします。
世田谷区の「子育て利用券」とは?
子供が2歳になるまでに「ネウボラ面接(妊婦の方への「妊娠期面接」、産婦の方への「産後面接」のこと)」を受けた方がもらえる、地域の産前・産後サービスが利用できるチケット。
いくら分もらえる?
額面10,000円分。
金券ではないため、おつりは出ません。
どこでも使えるわけではなく、対象のサービスを利用する際に使えます。
いつもらえる?「子育て利用券」をもらうまでの流れ
病院で先生に「母子手帳を貰ってきてくださいね」と言われる(妊娠確定)
↓
交付窓口(各総合支所保健福祉センター健康づくり課/各総合支所くみん窓口・出張所/まちづくりセンター)に母子手帳を貰いに行く
↓
ネウボラ面接(産前に「妊娠期面接」or産後に「産後面接」)を予約し、面接を受ける
↓
面接の場で「子育て利用券」が貰える
有効期限
配付時期により異なります。
令和2年3月31日までにもらった場合:配付月から2年間
令和2年4月1日以降にもらった場合:子供が2歳になる誕生日まで
これから貰う人は、子供が2歳までという期限があるので早めにもらったほうがいいですよー!
結論:「子育て利用券」オススメNo.1→タクシー利用※7社で利用可能
新生児を連れて1か月検診に行ったり、急な子供の発熱時などに大活躍でオススメの使い道No.1!
以下のタクシー会社、7社が利用できます。(記事執筆時点※2023年1月)
株式会社東京タクシー
東京都個人タクシー協同組合
日本交通株式会社
寿交通株式会社
小田急交通株式会社
チェッカーキャブ無線協同組合
国際自動車株式会社
タクシーアプリで子育て利用券を使う流れ
筆者はアプリ「Taxi GO」を利用しています。
「Taxi GO」で世田谷子育て利用券を使った際の流れはこちら。
①「Taxi GO」を起動、「乗車地」「行き先」を入力→「次へすすむ」ボタンを押す
②タクシーの「条件を確認・変更」→[すべてのタクシー会社]の横「変更」で、上記7社に該当するタクシー会社を選択、「この会社を選ぶ」→「決定する」
※スライドドア車両など追加の希望があればそれも設定
③次の画面で「車内決裁」にしておく
※「GO Pay」など、自動支払いになっていると子育て利用券使えないので注意!!!
③「タクシーを呼ぶ」でタクシー配車を待つ。到着したら乗る。
④乗車、支払い時に「世田谷区子育て利用券を使いたいのですが…」と伝えれば使えます
私は幸い、子育て利用券を使いたいと言ったら快く受けてくださる運転手さんにしか出会っていません。
一番最初に使ったときは認知度が低かったのか、運転手さんが自信なさげに「使えると思うんですが、少しお調べしますね」と調べたうえで利用できました。
今は使っている人も増えて認知度が高まっており、使いやすくなっているのではと思います。
タクシーアプリで子育て利用券が使えなかった失敗談
普段からクレジット支払い(Go Pay)に設定していたため、配車の時点でクレジット精算が適用されてしまい、子育て利用券を使おうと思ったのに支払い済になって使えなかった、ということがありました。
そのため、子育て利用券を使いたい場合は支払方法を「車内決済」にしておく(クレジットなどの指定を解除しておく)のがポイントです。
これをやっとくと更に便利!「お気に入り」の設定
「Taxi GO」を起動し、右下の「メニュー」→「タクシー会社」でお気に入りのタクシー会社を設定することが可能。
エリアによって、子育て利用券が使える7社のうちどのタクシー会社が使えるか異なるので、事前にお気に入り登録しておくとその後タクシーを呼ぶ際のタクシー会社指定の時にラクです。
タクシー呼ぶときに、使えるとこどこだっけ?と毎回調べていて面倒だったので、タクシー会社のお気に入り登録はオススメですよ~
「子育て利用券」その他オススメの使い道3選
サービス検索サイト(こちら)で対象サービスが全部見られます。
ただし、サイトがとても見にくく、産後の忙しいパパママがじっくり検索サイトを見るのは難しいのではないかと思います。。
ということで、オススメNo.1のタクシー利用以外に、個人的にオススメな使い道のご紹介です。
オススメNo.2:「母乳ケア・産後サポート」
母乳・産後ケアで助産師さんが訪問してくれたりします。
特に産後1か月は自分が外に出れないけれど母乳が急に出るようになって乳腺炎になるなどトラブルが多いので、もしものときにはここにお願いしよう、と目星をつけておくと良いですよ。
コロナが流行しているため、乳腺炎による発熱があると外来受診も面倒、助産師さんも訪問が難しい可能性が。
熱が出る前に、早め早めのケアがオススメです!!
オススメNo.3:「ベビーシッター、家事代行」
赤ちゃんを少し見てほしい、家事をお願いしたい、といったお困りごとにぜひ。
オススメNo.4:「マタニティヨガ・産後ヨガ」
産前産後は体が凝り固まるため、ヨガに行く方も多いですよね。
上記以外にも、リトミック、エステなど様々なサービスで利用できます。
気になるサービスがあれば、一度検索サイトでキーワード検索してみるのがオススメ。
「子育て利用券」を更に活用するためのポイント
早めにもらったほうが良い
こちら(有効期限)でお伝えした通り、2歳までという有効期限があるため早く貰った方が使える機会が増えます。
妊娠が分かったらその流れでネウボラ面談を予約しましょう。
なるべく常に持ち歩こう
急な雨で赤ちゃんもいるのでタクシーに乗りたいけど、子育て利用券忘れちゃった、ということが何回かありました。
突発的にタクシーに乗りたい!となったときに、子育て利用券を持っているとこれで乗れるので安心です。
まとめ
筆者は一人目出産後、初めての育児&ワンオペで余裕が全くなく、子育て利用券が使えるサービスを分厚い冊子(当時)で確認する気力がなかったため気づけば有効期限が切れてしまいました。
同じように、余裕がなく時間をかけずに使い道を考えたい、という大変な子育て中パパママのお役に立てれば嬉しいです…!
赤ちゃんグッズをこれから購入する方は以下などもぜひ^^