子供は二人欲しい!と考えた時に、何歳差がいいんだろう…?と悩みますよね。
我が家は結果として【5歳差】です!
意図的に5歳差にしたというわけではないのですが、二人目を検討中のパパママの参考になればとお届けします。
我が家の子供が5歳差の理由
我が家は狙って5歳差というよりは、気づいたら&不妊治療により5歳差になりました。
ざっくり、こんな流れです。
一人目誕生
一人目はなかなかできませんでした。
自分たちより後に結婚した夫婦にどんどん子供が生まれるなか、我が家はなかなか授からず、子供は諦めようかなと思っていたところ、ありがたいことに妊娠・出産しました。
産後、一日中泣いている子でとっても大変で、こりゃ二人目を育てる自信ないな…というところからスタートしました。
同じ時期に出産した友達の赤ちゃんたちと比べても、とにかく泣いている時間が多くて同じ赤ちゃんでも個体差がすごい、、とびっくりしながらの育児でした。
一人目育児に苦戦(0歳~3歳終わり頃)
1歳まで夜泣きがすごく、夜中1時間おきに泣かれ、げっそりして朝を迎えることが続きました。夜泣きは落ち着いて1歳半ばで仕事復帰しましたが、今度はイヤイヤ期。
イヤイヤ期は子供により程度がありますが、うちの子は本当にすごかった…保育園の前で30分転げまわって、他の子も先生も帰った頃にようやく家に連れて帰れる、などでした。
イヤイヤ期と合わせて喘息もあり、朝晩の吸入と投薬で毎日が本当に大変でした。夜中に何度か救急に連れて行ったことも。
そんなこんなで二人目のことを考える余裕など全くなく、気づいたら3歳が終わろうとしてました。
一人目育児が落ち着いた(一人目が4歳すぎ)
4歳になる頃から、子供も会話で意思疎通がだいぶできるようになり育児が落ち着いてきました。そして上の子から、兄弟が欲しいとも言われるように。自分も夫もきょうだいがいて、きょうだいがいると楽しいよねという考えが一致したこと、将来一人ではなくきょうだいで支え合えるといいのではと、二人目について考え始めました。
不妊治療→妊娠・出産(一人目5歳)
一人目がなかなかできなかったこともあり、不妊治療に通いました。
半年程通院し、結果として5歳差で出産しました。
5歳差育児のメリット5つ
育休中→上の子の小学校の準備が落ち着いてできた
小学校の入学前検診や入学前説明会が平日開催なので、仕事をしていたら休む必要がありました。
今は育休中のため、特に休みを調整することはなく参加できています。
ランドセルを探すのも、赤ちゃんが寝たスキに検索したり、赤ちゃんはまだベビーカーor抱っこ紐と動かないので、ランドセル探しに付き合ってもらうのも負担ではなくゆっくり見れました。
例えばイヤイヤ期真っ盛りの2~3歳児を連れて上の子のランドセル見に行く、とかよりはだいぶ楽ではないかと思います。
赤ちゃんのお世話が落ち着いてできた
上の子がもうだいぶ大人なので、赤ちゃんを一緒に可愛がることができています。
もちろん、時折甘えたくてわがままを言うことがありますが、イヤイヤ期などではないのですごく楽です。
もう少しで赤ちゃん寝るから、寝たら遊ぼうね?と言うと少し待っていてくれたり、本当に上の子の成長がありがたいです…!
ママ友が小学校入園前にできた
上の子のお迎えはいつも遅番ぎりぎりで、その時間に迎えに行くと同じクラスの子はおらず、私はママ友がいないまま上の子の保育園最後のクラスになりました。
そして、妊娠・出産(育休)によりお迎えが早くなったことで他のママとお迎えで会うことが増え、ママ友ができました…!
ママ友はいなくても特に問題ないと思っていたタイプですが、いたらとても楽しいということが分かりました。ありがたや。
小学校入学前に、ママ友ができたのも心強かったです。ぎりぎりママ友ができて良かった…!
上の子の保育園ラスト1年を、育休でゆっくり過ごしてあげられる
5歳クラスになると、友達との関わりも増えて、保育園で喧嘩したりすることが出てきました。そういったときに、寝る前や朝ゆっくり話を聞いてあげて、本人がどうしても保育園行きたくないときはお休みにするなど柔軟に対応ができてよかったです。
仕事をしていると、どうしても急に休めないので、無理やり連れて行くしかなかったのかなと…。
保育園に行きたくないときの気持ちの整理の仕方や、喧嘩したときお友達とどう接していくか、などをゆっくり向き合って話し合いするということが小学校入学前にできたのも良かったですね。
1年だけ、きょうだいの小学校がかぶる
上の子が小学生6年生のときに下の子が小学1年生で入学します。
最初の1年間、上の子が一緒に登下校などしてくれると思うので、これはとてもありがたい!
5歳差育児のデメリット3つ
下の子の保育園入園と、上の子の小学校入学がかぶる
この記事執筆時点で、筆者は育休中です。
下の子が年度途中で入園できればよいのですが、我が家は無理でした。結果として、下の子の保育園入園と、上の子の小学校入学、自分の職場復帰がかぶることに。
保育園、小学校ともに入園・入学準備があるため2~3月はバタバタです。
子育て期間が長い
上の子が保育園終わったと思ったら下の子が保育園入園、上の子がそろそろ小学校終わると思ったら下の子がやっと1年生、上の子が成人(18歳)したとき下の子がまだ中学生、と先が長いな~~と思います。
ただ、我が家はイヤイヤ期など子供に手がかかる頃に二人目を考えられなかったので、これで良かったと思っています。
下の子が保育園に入れないかも:きょうだい加点がなくなる
しれっと書きますが重要な話です…。苦笑
私の住んでいる自治体では、上の子が在園中はきょうだい加点がありますが、卒園してしまうと加点がなくなります。
上の子が在園中(我が家で言うと、下の子が0歳の年度途中)はきょうだい加点で保育園に入りやすいですが、次の4月は上の子が卒園しており加点なし→認可保育園に入れない可能性が高いです。
認可保育園に入れない可能性も考えて認可外にも申し込みをしている状況ですが、その後認可に受かったのかなど、また更新していきたいと思います。
保育園に入れたいのはもちろんですが、そもそも保育園に入りやすいタイミングで妊娠するということができる状況ではなかったので、ここはある程度しょうがないと思っています。
保育園に入りやすいからいつ産みたい!と言って本当にその時期に産める人って一握りですよね…
★2023年2月追記:下の子の保育園、認可は全落ち。認証に無事内定
その後保育園の結果が出ました!世田谷区(保育園激戦区)の1歳クラス、認可は全落ちでした。
きょうだい加点なしで認可は入れないと第一子で経験済だったため認証保育園も申し込んでおり、そのうちの1つから内定がもらえました。
認証保育園に受かるためのスケジューリングについては、こちらの記事も参考にしてくださいね。
ワンオペだからこそ、5歳差で救われた
我が家はパパが平日仕事が終わるのが遅く、夜帰ってくるのは子供たちが寝てから。
つまり、平日はすべてワンオペです。
周囲には2~3歳差で子供を産んでいる友人もいますが、これくらいの年齢差だと上の子のイヤイヤ期と下の子の0歳児期がかぶって本当に大変そうです。
2~3歳のイヤイヤ期って、本当に何してもダメでメンタルやられますよね…
それに追加で赤ちゃんの夜泣きとかあったら、ワンオペでやっていける自信ないです。。
我が家は結果的に、子育てが落ち着いた上の子が4歳頃から「今なら二人目も育てられるかも」と思い始め、不妊治療→5歳差という流れでした。
世の中的に【2歳差】が未だに支持率が高い(?)気がしますが(あくまでも筆者の体感値です)、
ワンオペか、旦那さんが帰りが早くて夜は一緒に子供の相手ができるのか、という点はきょうだいの年齢差を考える上でかなり重要だと思います。
1歳間近の赤ちゃんが夜泣きすることが増えていて眠気が辛いですが、上の子が「昨日は夜泣きで大変だったねぇ」とか声をかけてくれてとても癒されます。笑
上の子がしっかりしてくると、一緒に子育てしてくれる感じがあってメンタル的に助かっています。
ということで、年齢差を考える際に、ワンオペで毎日結構大変、という方は無理に【2歳差】などに縛られず、心の余裕をもって育てられそうなタイミングで二人目を検討するのがオススメです。
何歳差か考えるのと合わせておすすめしたいこと
我が家もそうですが、不妊治療に通う夫婦はとっても多いです。一人目を授かっても二人目ができない…という話もよく聞きます。
もし二人目を強く希望しているのであれば、不妊治療の病院で「そもそも妊娠できる状態なのか」を夫婦で一度チェックしておくのはオススメです。
最近では、健康診断のオプションでAMH(卵巣予備能を表す数値)をチェックできるところも増えていますよ。
AMHとは?※アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略
AMHとは、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているかを表す数値で血液検査によって確認が可能です。
詳細はこちらなどご参考ください。
「AMHについて」(医療法人浅田レディースクリニック)
筆者は会社の健康診断のオプションで確認をしてみたところ、AMHの値がかなり低く、不妊治療をおこなっているクリニックへ通院を始めました。
AMHが高すぎると別の疾患である可能性もあるので、子供が欲しいと考えている方は一度検査してみるのがオススメです。
まとめ
ということで、我が家の5歳差レポでした。実際に小学生になってからどうか?など今後また更新していきたいと思います!